ウミネコラム

「ウミネコアーキ」が、建築について日々感じていることやら読本のまとめやらを色々と書き連ねるところ。

境界

デザインとアートの境界

普段生活している中でも、<デザイン>という言葉に触れる機会はとても多い。 つまり<デザイン>は世の中で市民権を得ていると言っても差し支えないだろう。 どこで聞いたか忘れてしまったが、<デザイン>とは「整えること」だという定義の仕方がある。ば…

【感想まとめ】「Parallel Session 2017」

過去の建築イベントの感想まとめ。 ***** 2017.10.22(日)「Parallel Session 2017」テーマ“動く、動かない”@建築会館ホール 日本建築学会が主催する、昨年度のパラレル・プロジェクションズ2016に引き続き今年も開催された建築イベント。昨年は年齢制…

【ブックレビュー】國分功一郎著『中動態の世界』

議論を明確にするために何ごとも二項対立関係に還元しがちな世の中ですが、その只中において中動態の存在を詳らかにする名著です。生きるのが大変だと思う人には一種のカウンセリングみたいになるかもしれません(出版も医学書院です)。 『中動態の世界 意…

建物か建築か Building or Architecture

私は、建築至上主義者である。 建築によってだいたいのことは解決できると思う。 例えば、建築によって人を健康にしたりだとか、幸福にしたりだとか。 一方で、こと日本社会において、建築の位置づけはというと、あまり芳しくない。 だいたい話題にのぼると…

身体の境界、あるいは個人の領域

身体の境界はいったいどこにあるのか。あるいは、個人が管轄する領域とはどこまでなのだろうか。 文化人類学者Edward Hallのパーソナルスペースに関する理論はあまりにも有名であるが、今回は個々人における境界の規定について考えたい。 電車に乗っていると…